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第1回

第1回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:平成30年7月10日(火)13:30~15:30
会場:島根県庁604会議室
出席者:審査委員4名、県担当者

議事

  1. 委員長、副委員長の選任

  委 員 長 :松本委員
  副委員長:大谷委員

  1. 新規審査
1 新規審査
  青果物1件について、農産部会から説明

ア 不適合項目
  青果物1項目の不適合について、是正報告が提出されたことを説明

イ 質疑
(委員)認証申請者は有機JASを取得しているが、有機JASマークに加えて美味しまね認証マークを表示することになるか。美味しまねマークを表示してもらうとPRになって良いと思うが。
(事務局)美味しまねのマーク表示は義務ではなく任意。出荷数量が多い場合、シールを貼る時間や労力がかかるため、美味しまねの表示をされないケースがある。

(委員)美味しまねシールはいくらで提供しているか。
(事務局)現在は、県から無料で提供している。

(委員)牛ふん堆肥以外は使われていないのか。
(事務局)牛ふん堆肥以外も使用されている。

(委員)緑肥もされているようだが。
(委員)緑肥は、根が深く張ることで土壌改良が期待でき、また病害虫防除にも役立つ。

(委員)無農薬栽培だと病気が発生したりしないか。
(事務局)虫も病気も発生しうる。
(委員)防虫ネットや残渣の処理、太陽光殺菌など、病気や虫の対策について確認しておいたほうが良い。

(委員)施肥設計について、誰かから指導を受けているか。
(事務局)普及指導員が指導を行っている。
(委員)有機栽培を続けているとリン酸やカリが過剰に蓄積する傾向があるので気を付ける必要がある。

ウ 審査結果
  承認

3 更新審査
   青果物1件、林産物1件について各部会から報告。
ア 不適合項目
   青果物1項目、林産物1項目の不適合について、是正報告が提出されたことを説明
イ 質疑
(委員)青果物(水耕栽培)について、使用されている農薬は虫の対策か。
(事務局)病害、虫害いずれもありうる。なるべく農薬を撒かないようにしているとのこと。
(委員)農薬は、予防的に撒くほうがよい。空気伝染性の病害は、回数を減らしつつ予防的に農薬を散布したほうがよいと思う。

(委員)土耕と水耕では味は違うのか。
(委員)学会でも意見が分かれる。水耕のほうが容易に養分を吸収できるということはあるが、適切な養分管理が行われていれば、どちらの味が優れているということではないと思う。

(委員)しいたけを栽培した後の原木は焼却されているが、堆肥にしたりはされないのか。
(事務局)堆肥にするには硬く、堆肥にはしづらい。また、圃場の広さの制約もあり、置き場の確保が難しい。

(委員)水耕栽培の廃液管理について基準が設けられていない。他のGAPなども調べて基準を設けることも検討したほうが良い。

(委員)チェック表に、年1回養液の交換を行うと書かれている生産者もあるが、頻度について記載されていない生産者もある。記載されていない生産者はどのような頻度で交換されているのか。
(事務局)統一の栽培マニュアルに沿って生産されているので、他の生産者も年1回の交換である。

ウ 審査結果
    承認

4 青果物 生産工程管理基準4.4.1の取り扱い

(ホームページ掲載分には次のとおり記載する。)
青果物生産工程管理基準4.4.1の適合基準【2】「燃料タンクの容量にあった防油堤を設置している」について、消防法を所管する所轄消防本部が指導する措置を講じていることをもって基準適合と判断することで了承された。

5 監査報告
青果物7件、穀物1件、林産物1件、青果物(特別監査)1件について、各部会から報告。
ア 質疑
   なし

6 監査の省略
 上記更新2件、監査(特別監査除く)9件のうち、規定に基づき次回監査を省略することができる4件について諮り、監査の省略について承認


以上



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